身体の曲面に貼るEMSパッドで確認したい密着性

身体の曲面に貼るEMSパッドで確認したい密着性

身体の曲面に貼るEMSパッドで確認したい密着性


人の身体には、腕、肩、ふくらはぎ、膝周辺など、平らではない部分が多くあります。


平らな場所では問題なく貼れるEMSパッドでも、身体の曲面では端が浮いたり、動作中に剥がれたりすることがあります。パッドの形状を考える際は、面積だけでなく、使用部位の曲面へどのように密着するかを確認することが大切です。


平面と身体では貼付状態が異なる


EMSパッドの試作品を机の上へ置くと、形状や外観を確認できます。しかし、平らな机の上できれいに見えても、身体へ貼ったときに同じ状態になるとは限りません。


身体の曲面へ大きなパッドを貼ると、ジェル面の一部にしわができたり、端が皮膚から浮いたりする場合があります。関節付近では、身体を動かすことで皮膚の形が変化します。貼付直後は密着していても、動作中に剥がれる可能性があります。


試作品は必ず想定する部位へ貼り、実際の使用姿勢で確認する必要があります。


形状を分割する方法もある


広い範囲へ通電したい場合でも、一枚の大きなパッドが最適とは限りません。


身体の曲面に合わせて形状へ切り込みを設ける、複数の小さな電極へ分ける、細長い形状にするといった方法が考えられます。ただし、形状を複雑にすると、抜き型の製作、ジェルの配置、剥離フィルムからの取り外しなどに影響します。


デザインだけで判断せず、製造のしやすさと利用者の扱いやすさも合わせて検討します。


角の形状も密着性に関係する


四角いパッドでは、角部分から浮き始めることがあります。


角を丸くすると、衣服やコードが引っかかりにくくなり、端部への負担を抑えられる場合があります。一方、丸みを大きくすると電極面積が小さくなるため、外形寸法とのバランスが必要です。


OEMでは、角の半径を図面へ明確に記載し、試作品で実際の仕上がりを確認します。


コードの位置と向きを確認する


コード一体型やスナップ式のパッドでは、コードが引っ張る方向によって端が浮く場合があります。


立った状態で使用するのか、横になった状態で使用するのかによって、コードへかかる重さの方向も変わります。衣服の下で使用する場合は、コードや端子部分が衣服に押され、不快感につながらないかも確認します。


パッド本体だけを評価するのではなく、コードを接続した状態で身体を動かして確認することが重要です。


市販パッドを切って使用しない


貼付部位に合わないからといって、利用者が市販のEMSパッドをハサミで切ることは避ける必要があります。


パッドを切断すると、内部の導電材料やジェルの配置が変わり、本来の通電状態を保てなくなる可能性があります。切断部分から材料が露出したり、ジェルが剥がれたりすることも考えられます。


必要な部位に合うサイズや形状のパッドを選び、製品を加工せずに使用することが基本です。


動作中の評価も行う


スポーツ、リハビリ、トレーニングなどで身体を動かしながら使用する場合は、静止した状態だけでなく、想定される動作中の密着性も確認します。


筋肉の収縮や関節の動きによって、皮膚の伸び方や形状が変化します。動作後にパッドの端が浮いていないか、コードが引っ張られていないか、パッドが移動していないかを確認します。


身体の曲面に使用するEMSパッドでは、サイズ、形状、柔軟性、コード位置を総合的に考える必要があります。


まとめ


株式会社メディカでは、首、肩、腕、腹部、腰、脚など、使用部位に合わせたEMSパッドのOEMをご提案しています。特殊な形状についてもお気軽にご相談ください。