PROTEC治療後の変化を日常動作へつなげることが重要な理由



PROTEC使用中に身体を動かしやすくなっても、それだけで腰痛治療が完結するわけではありません。治療中に確認できた変化を、立つ、歩く、座るといった日常動作へつなげることが重要です。


荷重を軽減した状態と日常生活は異なる


腰痛治療器PROTECは、上半身の重さを軽減した環境で身体を動かせることが特徴です。


腰部にかかる負担が軽減された状態では、通常の立位では難しかった前屈や回旋などの動作を行いやすくなる場合があります。


一方、治療器から降りて立位に戻ると、再び上半身の重さが腰部にかかります。そのため、PROTEC使用中に動きやすくなったからといって、すぐにすべての日常動作が改善するとは限りません。


治療直後の動作確認が大切


PROTEC使用後は、痛みの強さだけでなく、患者様が困っている動作を確認します。


例えば、椅子からの立ち上がり、歩行、前屈、靴を履く動作などです。治療前と同じ動作を確認することで、荷重を軽減した環境で得られた変化が、通常の状態でも維持されているかを判断しやすくなります。


ただし、治療直後に無理な動作を行う必要はありません。患者様の症状や状態に合わせ、安全な範囲で確認することが基本です。


小さな負荷から段階的に戻していく


腰痛がある患者様に対して、急に大きな負荷を加えると、痛みや動作への不安が強くなることがあります。


PROTEC使用中に動かせる範囲を確認した後は、立位での軽い運動や歩行など、比較的負担の少ない動作から始めます。「荷重を軽減した状態で動く」「通常の状態で同じ動きを確認する」「日常生活に近い動作へ進む」というように、段階を分けることが大切です。


治療室での変化を生活につなげる


腰痛治療の最終的な目的は、治療室の中だけで動けるようになることではありません。


仕事、家事、スポーツ、移動など、患者様が必要としている生活動作を取り戻すことが重要です。そのため、PROTEC使用後には「治療前より何ができるようになったか」「次にどの動作を目標とするか」を患者様と共有します。


まとめ


株式会社メディカでは、世界37か国で使用されている腰痛治療器PROTECの製造・販売を行っています。機器の導入だけでなく、治療後の動作確認や院内での活用方法についてもご相談を受け付けています。