


デスクワーク、車の運転、会議などで長時間座り続けると、腰に痛みや重さを感じる方がいます。
症状を軽減するためには、座っている時間を短くするだけでなく、どのような姿勢や動作で腰がつらくなるのかを確認することが大切です。腰痛治療器PROTECは、上半身を支持して腰部にかかる重力負荷を軽減し、その環境で身体を動かせることを特徴としています。
長時間座ること自体は、必ずしも腰痛の原因とは限りません。
しかし、座位が続いた後に「腰が伸びにくい」「立ち上がる瞬間に痛い」「数歩歩くまで身体が固まったように感じる」といった症状が出ることがあります。
問診では、座っていられる時間、使用している椅子、仕事中の姿勢、休憩の頻度などを確認します。座っている最中に痛むのか、立ち上がるときに痛むのかによっても、観察すべき動作は異なります。
PROTECは、一般的な牽引器のように寝た状態で腰を上下から引っ張る機器ではありません。
専用ベルトで上半身を支持し、座位を基本として腰部にかかる上半身の重さを軽減します。その状態で、患者様の症状に合わせて身体を動かします。
通常の座位や立位では痛みへの不安が強い方でも、上半身の重さを軽減した環境では、身体を動かしやすくなる場合があります。ただし、すべての腰痛に同じ効果があるわけではありません。実施の可否や運動内容は、診断や身体の状態を踏まえて医療従事者が判断します。
座った状態から立ち上がるときには、腰だけでなく、股関節、膝、足なども使います。
腰痛への不安がある方は、腰を動かさないようにしながら、腕や膝へ必要以上に力を入れて立つことがあります。
PROTEC使用中は、身体を前後へ動かしたときの腰と股関節の連動、左右差、呼吸、力みなどを観察します。どこまで動いたかだけでなく、痛みへの警戒が減ったか、動作が滑らかになったかも確認します。
PROTECを使用した後は、治療前に確認した動作をもう一度行います。
椅子から立ち上がる、身体を伸ばす、数歩歩くなど、患者様が困っている動作に近い安全な方法で変化を確認します。
「痛みがゼロになったか」だけではなく、立ち上がる速さ、手をつく回数、動作への不安なども評価します。変化が見られた場合は、その動きを運動療法や日常生活の指導へつなげます。変化が乏しい場合も、運動内容や適応を見直す材料になります。
株式会社メディカでは、座位で上半身の重さを軽減する腰痛治療器PROTECを取り扱っています。デスクワーク後や長時間座った後の動作に悩む患者様への治療選択肢として、導入をご検討ください。