


EMSパッドには、円形、正方形、長方形などさまざまな形状があります。正方形や長方形のパッドでも、四隅を鋭くせず、丸みを持たせている製品が多く見られます。
この角の丸みは、単なるデザインではありません。肌への密着性や剥がれにくさ、使用時の快適性に関係する設計要素です。
EMSパッドを身体に貼り付けていると、姿勢の変化や皮膚の伸び縮みによって、パッドの端に力が加わります。
特に角が鋭い形状では、角の先端部分に力が集中しやすくなります。小さな浮きが生じると、衣服やコードが引っかかり、そこから剥がれる範囲が広がる場合があります。角に適度な丸みを付けることで力を分散し、端部の浮きを抑えやすくなります。
腹部、肩、腰、太ももなど、EMSパッドを使用する部位の多くは平面ではありません。身体の曲面へ角の鋭いパッドを貼ると、四隅の一部が皮膚に沿わず、浮きやすくなることがあります。
角を丸くすると、パッドの外周が身体の曲面になじみやすくなります。特に面積の大きな長方形パッドでは、角の形状が密着性に影響しやすくなります。
角は丸ければ丸いほど良いわけではありません。
同じ縦横寸法でも、角の丸みを大きくするとパッド全体の面積が小さくなります。導電部分やジェル部分の面積も変わるため、機器との組み合わせや刺激の感じ方に影響する可能性があります。希望する外形寸法だけでなく、角の半径や実際の電極面積まで含めて設計することが重要です。
EMSパッドの外形は、一般的に専用の型を使って加工します。型の状態や加工条件によっては、切断面にわずかな乱れが生じたり、各パッドの形状に差が出たりすることがあります。
試作品では正面からの見た目だけでなく、角や外周がきれいに加工されているか、ジェルが端からはみ出していないかも確認します。
株式会社メディカでは、既存サイズのEMSパッドだけでなく、使用部位や機器に合わせたオリジナル形状のOEM製造にも対応しています。サイズ、角の丸み、電極面積などを含めてご相談いただけます。