腰痛治療は「痛み」だけでなく「できる動作」で考える


腰痛の改善を考えるとき、痛みの有無だけでなく、生活の中で必要な動作がどこまでできるかを見ることが大切です。


同じ痛みでも困り方は違う


腰痛の程度が同じでも、患者様が困っている場面は異なります。デスクワークで座り続けることがつらい方もいれば、前屈、立ち上がり、歩行、荷物を持つ動作に不安を感じる方もいます。


そのため、治療の目標を「痛みをなくすこと」だけに設定すると、患者様が本当に取り戻したい生活動作との間にずれが生じることがあります。


機能を具体的な言葉に置き換える


「動きが良くなった」という表現だけでは、経過を比較しにくいものです。「靴を履くときに手が足先まで届く」「10分歩いても立ち止まらない」「仕事中に座り直す回数が減った」など、具体的な行動に置き換えると評価しやすくなります。


患者様自身も小さな変化に気づきやすくなり、治療に取り組む意味を理解しやすくなります。


荷重を軽減した環境で動きを確認する


痛みがある状態では、普段できる動作でも恐怖や防御的な緊張によって難しくなることがあります。PROTECは上半身の重さを軽減した環境で動作を行えるため、「荷重が少ない状態ならどこまで動けるか」を確認する一つの方法になります。


ここで得られた情報を、通常の立位動作や運動療法へ段階的につなげていくことが重要です。


治療目標を患者様と共有する


目標は治療者が一方的に決めるのではなく、患者様が生活の中で改善したいことを聞きながら設定します。短期目標と中期目標を分け、定期的に見直すことで、治療の方向性が明確になります。


まとめ


株式会社メディカは、世界37か国で使用される腰痛治療器PROTECを通じて、痛みの軽減だけでなく、患者様の動作と生活を見据えた腰痛治療を支援しています。